棋譜           

 06/02/09

 
岡本恵文 (白) : 山口雄三(黒) 蘇会点数制の2子----黒中押し勝ち


本Javascriptの碁盤は松永さんの作成されたものを利用させていただいています。ありがとうございました。
(編集者の講評)
・白7は確定地を先に確保して後から黒字を侵略する作戦のようである。黒も同じように確保すると白大勢に遅れる心配がある。
・したがって、黒8は強い白陣に近づき過ぎかもしれない。
・黒10は雰囲気の出ている手である。
・黒20までの打ち方は、空き三角形ができて、白13が急所に覗いていて大いに疑問。ここは、白を味よく分断していればいいので、黒12は14にコスミつけ、白15に伸びたら、黒O15でいいのでは。
・白39は鋭い。
・黒52はなんとかのコスミになる恐れあり。単に一間とびして、上辺の打ち込みと、左側の白の攻め狙うのがいいのでは。
・しかし、白が57まで押してくれたので結果的に同じになった。白55ではI09にツケて、黒ハネたら白2段バネの気合が筋がいいのでは。
・白59に打ち込まれ、これからが双方正念場。
・黒60は単に一間トビでも分かり易い。
・白61と変化球。白79まではほぼこんな感じか。
・黒86はF08に伸びるのが厳しい。
・黒92まで、結果的に双方無難の別れであるが、中央黒地はかなり大きい。
・白左下は未だ生きていないが、劣勢とみて右隅みに先着した。白はここで先手を得て、左下の白を生きたい気持ち。
・黒110は緩着、K06に曲がるのがよい。
・白117はJ05とケイマしたらどうだったか。
・強引に封鎖され白ピンチ。白129は急所のL14が先では。その後、I08にツケれば白手数を伸ばせたようだ。L14に打たれては白投了も仕方ない。
感想
お二人とも、かなり入っていたので、それでもここまで打てたのはさすが蘇会の高段者です。
(後日、岡本さんからのコメント)
・8は模様の接点なのでここまで進めたい。従って10ではE09と広げ右下隅は両ガカリさせて裂いて出ていった方が2子局として簡明と思います。逆に白9で同点にケイマしてくれば黒H04あたりに肩つきし別な碁になります。
・黒12,14は単にP14にぶつかっておくのが簡明と思います。
・27はK13の方の一間が良かった。
・黒34はN18に先手ハネツギのチャンス。
・47は48でなければならない。これで左右の白はさほど危険にさらされない。
・57はT08の一間飛びが良い。
・87は悪手。単に89でなければならない。


(後日、山口さんからのコメント)
・酔っ払っていたので黒8は強い白陣に近づき過ぎでしたが、打ったからには岡本さんの仰るように
10ではE09と広げ右下隅は両ガカリさせて裂いて行くに従わねばいけませんでした。
・右下隅は、梶原武雄の読み過ぎで、「黒12、14は単にP14にぶつかっておくのが簡明と思います。」の岡本説に賛成です。
・白39の手があるので、黒32では、M11(黒44の点)にケイマ継ぎしておくべきでした。
・黒52は白の57までの押しを期待した梶原武雄の読み過ぎでした。
・黒110、白が、右辺を捨てて、48から58の黒本体と切断してくるのを恐れました。
・白117はJ05とケイマしたらどうだったか。
・ この碁は、L14 に運良く回れて、幸いしたとしか云いようがない碁でした。
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